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Webマーケティングコラム
2023年7月14日
執筆者 マーケティング孔明
この記事は2023年7月14日に最終更新しています。
売上は営業マン任せになっている
マーケターがいればセールスは不要なの?
弟子
孔明先生!前回「マーケティング」の重要性についてを教えてくれましたよね?<前回の記事はこちら>
孔明
え、あ、うん・・・(急にどうした)
弟子
私気づいちゃったんですけど、マーケティングってモノを売る活動ですよね?ってことはセールスはどうなっちゃうんですか?いらない?セールスいらない?
孔明
ええい!ウザいな!でもその視点大事!!多くの軍師たち(経営者、営業マン)もこの違いを曖昧にしたり、混同している印象がありますな。
孔明
よし!この機会に改めて「セールスとマーケティングの違い」を説明いたしましょう!
マーケティングとセールスの違い
「営業」とセールスの違い
マーケティングとセールスがなぜ連携しないといけないのか
<読了の目安:5分>
孔明
まずはそれぞれの意味を知る必要がありますな。ざっくりこんな感じですぞ。
セールス・・・・・・・商品やサービスをお客様に売ること。
マーケティング・・・・商品やサービスを売れる仕組みを作り続けること。
弟子
ふ~ん。なんかどちらも同じじゃないですかぁ??
孔明
全然違う!どれだけ違うかというと呂布と関羽くらい違う!
弟子
昔話に例えられてもわかんないんですけどぉ
セールスは商品やサービスを売るために、お客様に直接話して、その価値やメリットを伝えて、購入してもらうことを目指します。セールスはお客様の反応や意見を聞きながら、その場で対応していきます。セールスは個人的な関係を築くことが大切なのです。
一方でマーケティングは商品やサービスを売るためではなく、販売を不要にすることを目指すのです。マーケティングはお客様に直接話すのではなく、広告やウェブサイトやSNSなどを使って、商品やサービスの情報を発信していきます。マーケティングは集団的な関係を築くことが大切なのです。
弟子
ふむふむ。まさにお客様へのアプローチが個別最適と全体最適って感じですね。
孔明
急にムズカシイ言葉を使いますな!?まぁ、そんな感じですな。
<勘所>
セールスとマーケティングの違いまとめ
違い1:目的
セールスは商品やサービスを売ることが目的
マーケティングは商品やサービスが売れるようにすることが目的
違い2:コミュニケーションの方法
セールスはお客様に直接話す
マーケティングはメディアを使って情報発信すること。
違い3:お客様との関係構築方法
セールスは個人的な関係を築くことが重要
マーケティングは集団的な関係を築くことが重要

弟子
孔明先生、概念はわかったような、わからなかったような感じです…。もっとわかりやすく教えてほしいです
孔明
う~ん、そういえばこの現代には「文化祭」という催し物があるそうですな。それに例えてみましょう!
弟子
おお!文化祭大好き!焼きそばに、フランクフルト、クレープ…
孔明
見事に食べ物ばかりじゃな…
文化祭でいうセールスの役割はお客様に直接話して、出し物の内容や魅力を伝えて、見に来てもらうことを目指します。セールスはお客さんの反応や質問に応じて、その場で対応していきます。セールスはお客様と信頼関係を築くことが大切です。
一方、文化祭でいうマーケティングの役割は自分たちのクラスの出し物に興味を持ってもらうことです。マーケティングはお客さんに直接話すのではなく、ポスターやチラシ、SNSなどを使って、出し物の情報を発信していきます。マーケティングはお客さんのニーズや関心を調査して、出し物を魅力的に見せる方法を考えて実行します。マーケティングはお客さんの認知を獲得し、興味関心を持ってもらうことが大切です。
弟子
なんかわかりやすくなったかも!さすが孔明♥
孔明
おお、良かったですぞ(呼び捨て!?)
目的
コミュニケーションの方法
信頼関係
マーケティング
出し物に興味をもってもらう
間接的
メディアを通じて信頼関係を築く
セールス
出し物を実際見てもらう
直接的
人を通じて信頼関係を築く

弟子
それぞれの特徴や違いはわかりました!セールスをする人も、マーケティングをする人もそれぞれ頑張れば良いってことですね
孔明
甘い!!蜜のように甘いですぞ!
セールスとマーケティングは密接に関わり、連携していくことが非常に重要なのです!
弟子
え?違うことやってるんだから、別々に頑張れば良いじゃないですか。仲良くしないといけないんですか??
孔明
そもそも、なぜ仲良くしないとダメなのかを考える必要がありますぞ。先ほど説明したように、セールスとマーケティングはどちらもお客様に商品やサービスを提供する活動ですが、その目的や方法が異なっておる。それは理解してますかな?
弟子
さっき教えてもらったので、わかりますよ!
孔明
念のため、もう一度まとめると・・・
弟子
(全然信用されてない・・・!)
目的
主体
効果を実感するまでの期間
マーケティング
商品・サービスが売れるような土台を作る
顧客中心
長期的
セールス
商品・サービスを売る
営業(企業)中心
短期的
孔明
大事なのは、マーケティングもセールスも「全ては売上を上げるための手法であり、お互いに繋がっている」ということですぞ。
よく日本では「営業」という言葉を使う企業が多いが、この「営業」にはマーケティングとセールスを一緒にした意味で使われている印象がありますな。
弟子
確かに…営業って聞くと売るために何でもやっている印象ありますね。
孔明
これまで日本企業の多くは、見込み客の開拓→フォロー(育成)→提案→成約→納品を一貫して一人の営業マンがやっており、その業務は非常に多岐に渡っておる。
一方マーケティング先進国であるアメリカは早い段階でこれらのワークフローを分業し、効率よく成果を上げてきたと言えますぞ。
孔明
簡単に言うと、
・見込み客を開拓し、受注角度を上げてる(育成する)のはマーケティングの役目
・マーケティングからパスされた見込み客をしっかりクロージングして受注につなげるのがセールスの役目
という感じですな。
弟子
サッカーでいうと、アシストがマーケティング、ゴールを決めるのがセールスということですね!
より多くのゴールを獲得するにはセールスとマーケターが連携することが大切なんですね

孔明
さて、先ほど申した通り、この「マーケティングとセールス」という考え方自体、日本の企業に全く根付いておらんという印象ですな。
孔明
いまだに日本企業の多くは全てを「営業マン」が一人でマーケティングからセールスを一貫している状態ですぞ。
孔明
そんな状態を少しでも改善し、マーケティングとセールスを連携させるには以下のことが大切ですな。
<勘所>
マーケティングとセールスが・・・
同じ目標やビジョンを持つこと
お互いの役割や責任を理解すること
定期的にコミュニケーションを取ること
データや情報を共有すること
フィードバックや評価を行うこと(双方で)
成果や成功を共有すること
互いに尊重し合うこと

弟子
マーケティングとセールスの違いは十分分かったし、連携した方がいいというのはなんとなくわかったんですけど、連携したら具体的にどんなメリットがあるんですか??
孔明
日々の事業活動が効率化され、円滑になるので、以下の3つのメリットがありますぞ。
マーケティングとセールスが連携することで、顧客の認知度を高め、需要を創出し、効率的に売上を増やすことができます。マーケティングは、コンテンツや広告を適切に運用し、見込み客を創出することでセールスを支援することができます。セールスは、創出された見込み客にアプローチすることで、売上に繋げやすくなります。
マーケティングとセールスが連携することで、重複した作業を排除し、コストを削減することができます。例えば、マーケティングは、見込み客のスコアリングを担当し、セールスは、最も有望な見込み客に集中することができます。また、マーケティングは、セールスが顧客に提案できるコンテンツや資料を作成することで、セールスの時間を節約することができます。
セールスはマーケティングの結果をもとに、顧客のニーズを理解し、それらのニーズを満たすソリューションを提供することで、顧客満足度の向上に努めることができます。
弟子
先生!最後に、セールスとマーケティングが連携して成功した事例が聞きたいです
孔明
それなら、かの有名な企業「リクルート」の事例を見てみよう
リクルートは、人材、求人、住宅、結婚情報などの分野で事業を展開する企業であり、マーケティングと営業が連携して、それぞれの分野で高いシェアを獲得しています。
例えば、リクルートが運営する求人情報サイト「リクナビ」は、日本国内で最も利用されている求人情報サイトの一つです。
リクナビは、テレビCMやWeb広告、各大学と連携するといったマーケティング活動で求職者の認知度を上げていき、会員数を伸ばしました。一方で求人を掲載する企業に向けては、セールスが新規開拓や既存顧客のフォローを積極的に行い、掲載求人数を伸ばしました。
マーケティングで求職者のニーズを把握し、営業はそのニーズに応える求人情報を開拓し提供することで、求職者の満足度と顧客満足度の双方の向上に努めています。その結果、リクナビは日本国内で最も利用されている求人情報サイトの一つに成長することができました。
このように、リクルートはマーケティングと営業が連携することで、採用市場や求人広告市場で高いシェアを獲得しています
さて、事例を交えてつらつらと私の高説を述べさせていただきましたが、恐らく「いや、そもそもマーケティングができる人材なんてわが社にはいないし、そんなノウハウもないよ!!」と思っている方も多いでしょう。
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